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2006年1月31日 (火)

会席と白ワインの格闘

会社の研修で、箱根の温泉旅館「強羅花壇」に行ってきた。

13時ごろに、この高級宿に到着。その後なぜか、昼食を近所の「箱根餃子センター」で食べた。強羅花壇に気後れして餃子を食べたわけじゃない。どうしても、餃子が食べたかったからだ。だけど、完全に失敗だった。あまりにも、餃子がうまくない。

kairou 強羅花壇の何がすばらしいといって、この大回廊だろう。

広大な敷地(というか山)を一望できるこの廊下がなければ強羅花壇はその名声を海外にまで届かすことはなかっただろう。結局、この廊下こそが強羅花壇なのではないかと思われる。

和でありながら、近代。今ではありがちになってしまったオリエンタルかつリュクスな感じのこの建築を数十年前にすでにやらかしていたという点は、やっぱりすばらしいのか。

montrachet さて、会議後の夕食の会席料理に、「和食に合うワインだけをそろえてます」とのことで見たワインリスト。世界の宿には似つかわしくないくらい超メイジャーなワインのみがラインアップされていた。

飲んだのはブルゴーニュのGrand Cru Montrachet(モンラッシェ) 2003。まだまだ若いワインだったが、樽の香りはしっかり。繊細な和食とフランス銘醸白ワインの格闘は、ワインの勝ち、っていうか勇み足。圧倒的に和食を凌駕するインパクトだった。ある意味、おそるべし強羅花壇。これだけの料理を出しながら、「料理に合うもの」ってだけで、こんな適当なワインリストを臆面もなく出せるのは、プライドか、それとも所詮は温泉宿だからか。ワインは目の利く方にチョイスしなおしてもらったほうがいいのではないかと思った。

とはいえ、翌朝のスパルームでのエステは最高に癒されるし、従業員のサービスレベルも高い。建物もサービスも料理も、客に干渉しすぎず、かといって放置しすぎもしない。不即不離を地でいく和のサービス。密かに、ゆったり逗留するにはやはり世界的に見ても高レベルな宿なのかもしれない。

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2006年1月29日 (日)

朝青龍の第二次黄金期の予言

久々に本場所を観戦した。今年の初場所は、鬼神のごとき強さを誇った朝青龍が、8連覇を阻止された節目の場所になった。12日目にモンゴルの後輩白鵬の「とったり」からの小手投げの奇襲で右腕を痛めた朝青龍は、結局千秋楽も栃東に立会いの駆け引きに負けてしまった。

kotenage

現在82手ある大相撲決まり手のうち「とったり」とは相手のどちらか片方の腕(かいな)を両腕で抱え込み、ひじ関節を極めて投げ倒す決まり手だが、よほどタイミングが合わない限り実力伯仲の幕の内の土俵では決まらない。逆に無類の権勢を誇る横綱からすれば、これほど屈辱的な黒星はないはず。加えて、ケガまでさせられたおまけ付き。現に取り組み後「あんな技で負けるなんて情けない」とこぼしている。(昭和の大横綱千代の富士も、引退直前の取り組みで同じくとったりで負けたとき、同じコメントを残している。余談)

来場所は毎年「荒れる」といわれる大阪場所。朝青龍がここで再起するのかどうか。まだ疑問だが、予兆がある気がしてならない。それは雲竜型の土俵入りがまだまだ未完成、というか、まだ若すぎるからだ。

いわゆる拍手を打ったあとに、手のひらをハラリと返す動作は、掌に武器を隠し持っていないことを表しているらしいが、この際の動きにケレン味がある。虚飾があるとみた。

まだまだ若い横綱。円熟味を増してくるのはこれからだろう。モチベーションが維持する限り、体力的にも能力的にも、第二次黄金期と後で云われる時代がやってくることを予想しておこう。

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